呉旅行最終日。フェリーに乗って江田島へ。
風が気持ち良い。
よく見るとフェリーの名前が
「古鷹」
江田島にある山の名前も
「古鷹山」
丁度、ゲーム内で古鷹育ててるからなんだか嬉しかった。
20分くらいであっという間に到着。
そこからバスに乗り換えて
第1術科学校へ。
時間ギリギリだったけど、受付を済ませて待合室へ。
すでにガイドのおじさんのお話が始まっていた。
説明が面白いけど、人が多くてなかなか聞き取りづらい。
ぞろぞろと集団で見学が開始。最初に行くのがここ。
赤じゅうたんが綺麗で錨のマークが印象的だった。
天井の照明は船の舵をモチーフにしているそう。
とても声が響く空間で、式典もマイクは一切使わないそう。
次に行くのが煉瓦が印象的なあの建物。中は入れない。
映画五十六で一番最初に銃構えた人たちがでてきたところだ。
この建物の2倍の大きさが戦艦大和と同じ大きさらしい。
大きすぎて想像つかないな。
遠くに陸奥の4番主砲が。ちなみに大和の主砲はここから撃つと、
岩国の錦帯橋まで届くとか…えぇえええ!?すごいな。
陸奥の主砲近くで見たかったけど、ルートに含まれておらず。残念。
入口で脱帽そして一礼し、ドレスコードありなど聖域である場所へ。
入っていいのかなっていう物々しい雰囲気。
中に入って左側に戦艦榛名の机がー!雪風の舵がー!望遠鏡がー!
撮影NGなので、実際にこれは見に行って欲しい。
ここの見学は、見るものが多いのに時間がわずか40分!
もたもたしてるとあっという間に終わってしまうくらい短い。
1Fから見てしまったので2Fが全然見て回れず。
オススメは2Fから見て1F左手をぐるっと回るコース。
それにしても、なんでここは聖域なんだろうって疑問に思ったけど、
五十六の遺髪や特攻隊の遺書などがあるかららしい。
外にも甲標的、雪風の錨、徹甲弾などなど見ごたえあるものがあるけど、
とにかく時間が少なすぎて…はい次行きますよー!と
流れるように撤収…あぁぁ…。
集団行動が絶対なので、個人的な勝手な行動は一切NG。
服装にもNG項目があるので、門前払いにならないように注意が必要。
あっという間の見学が終わり、そのまま流れるように食堂へ。
思い残すことが多すぎるよー…あぁあぁぁ。
食堂の海軍カレーがなんとサラダ付きで570円。
やっす!しかもものすごく美味しい。
帰りは売店で、
“兵学校カレー2袋入り”を購入。
食堂でもカレー食べたよ?って売店のおばちゃんにいったら、
一緒にしないで!って怒られた。
美味しいらしい。ネットでも買える。
フェリーの時間もあったので急いで帰ろうにもバスが無い;;
学校の入口にタクシー乗り場があるので、二手に分かれて乗ることに。
前の人と待ってると、すぐ近くで待っていた2人組の女性に話しかけられ、
一緒に相乗りすることに!うわーすごく助かる。
2人とも海軍がすごく好きらしく、自分たちと同じ関東から来たとか。
こういう出会いもあるから旅って面白いね。
江田島には利根資料館もあったけれど、今回は時間の都合上カット。
色々と行けなかったところも多いので、是非ともまた来たいな。
フェリーで戻ってから、まだ時間があるとのことから、
1日目に行けなかった
旧海軍墓地に行くことに。
見知った名前がずらりと並ぶ墓地は、
なんだか胸に来るものがあった。
ある程度みてから、公園にぽつんとある建物に入ると、
ボランティアのおじーさんが、
良かったら墓地案内しましょうかって言ってくれた。
なんてこった!順番間違えた。最初にこっちに来るべきだったよ…。
おじーさん申し訳ない。
元海軍のおじーさんは色々お話してくれたけれど、
ずっと東京に帰りたいって言ってたのが印象的だった。
次に来るときは逢えないかもしれないほどのご高齢。
逢えるといいな。
2泊3日の旅もこれで終わり。
呉を後にし、広島から帰りはグリーン車で帰路へ。
社内販売500円券付きで、今回の旅はなんと4万円で済んだ。
3連休っていう一番高い値段のところを選んで、
グリーンに乗ったにもかかわらずこの値段はやすい!
また是非来たい。でも次は、佐世保か舞鶴に行きたいかも。
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■出費
・フェリー片道:390円
・第1術科学校:0円
・バス:160円
・タクシー:660円(4人で1人165円)
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